グルージェントフロー アップデート&ロードマップの紹介あり!レクチャー会拡大版レポート
~新規サービス、今後の展開、活用徹底ガイド~
こんにちは。Gluegentセミナー担当です。11月14日(金)にGluegent Flowのレクチャー会拡大版がZoomのオンライン上で開催されました。
筆者は初参加だったのですが、機能リリースをプロダクトマネージャ(PdM)自ら紹介していたり、クラウドコンシェルジュという並走型のサポート体制と、そこから生まれた「スゴ技」を惜しみなく共有されていて、素直な驚きを感じつつ聞いておりました。
どの発表でも「お客様と一緒に考えていきたい」というオープンなマインドを感じられ、自分にとっても良い刺激になりました。
グルージェントフローをご利用の皆様だけでなく、「気になっているけど、どうなんだろう?」という方にも、レクチャー会の雰囲気を感じていただけたら嬉しいです。
プログラム
1.ご挨拶
サイオステクノロジー株式会社 グルージェントカスタマーサクセス 筒井 敏人
2.【第一部】15:00~15:30
業務をスマートに。付箋で加速するビジネスプロセス
サイオステクノロジー株式会社 グルージェントカスタマーサクセス 加藤 晃
3.【第二部】15:30~16:00
アップデート&ロードマップ
サイオステクノロジー株式会社 グルージェントフロープロダクトマネージャ 松本 明丈
4.【第三部】16:00~16:30
グルージェントフローで使える!スゴ技紹介
サイオステクノロジー株式会社 クラウドコンシェルジュ 須藤 玲士
1.ご挨拶
Gluegent Flow(以下グルージェントフロー)は、業務タスクとプロセスの最適化を通じて生産性向上およびDX促進を支援しております。
日々の支援の中でお客様の様々なニーズに対応するために、定期的な機能リリースを行っております。 直近では、使う方向けに「ボタンの見た目を改善」「付箋(ふせん)機能」、作る方向けに「テーブルタイプの入力フォーム」の機能をリリースいたしました。
機能リリースのうち「付箋機能」については第一部で詳しくお伝えいたします。
また、レビューサイトでの評価について、新たに「BOXIL SaaS AWARD Summer 2025 Good Service」と「ITreview Grid Award 2025 fall」を受賞したことをお知らせいたします。
ちなみに、BOXIL SaaS AWARDの「Good Service」は今回で10回目、「ITreview Grid Award」は2021年のspringから通算19期連続、通算では21回目の受賞です。 お客様からの口コミ評価をいただき、誠にありがとうございます。
2.【第一部】15:00~15:30
加藤より、「付箋機能」の詳しい紹介をいたしました。
「付箋機能」とは、紙の書類と同じように、付箋を貼る感覚で一時的にメモを残すことができる機能です。 付箋の色は4種から選ぶことができ、付箋自体のサイズや文字のサイズも調整でき、一括での表示・非表示を選ぶことも可能です。
と、ここまで聞いて、紙の書類だと出来ていたことがデジタルではやりにくくなって、こぼれてしまった情報って沢山あるんじゃないかなあ......と筆者は考えていたのですが、なんと「付箋機能」は、実際にお客様からそういったお声をいただいてリリースした機能なのです。
この「付箋機能」リリースの背景として、実際にお会いするお客様には下記のような課題感がありました。
- 補足情報を別途メール・チャット・口頭で行うためやり取りが分散してしまう。
- 申請項目が多く、理解するのに時間がかかり決裁が滞ってしまう。
こうした課題を解決するために、「付箋機能」がリリースされたんですね。
また、付箋機能のベネフィット3点の紹介もありました。ちょっとした指摘をグルージェントフロー上で行い、抜け漏れを防ぎ、さらにはカジュアルなコミュニケーションの促進にも貢献できる、という内容です。
- 情報伝達の一元化
- 承認スピードの向上と効率化
- コミュニケーションの促進
なるほど、これは便利かも......?
実際の画面を見ながらのデモンストレーションでは、物品購入申請書の金額間違いの箇所に付箋を貼ったり、経路情報に足りない承認者を付箋で指摘したり、といった操作を行っていました。
筆者は、直観的な操作でメモを貼り付けることができるのは簡単だし、アイデア次第で色々使えるのではないか、という印象を持ちました。回覧板的に使っても面白そうですね。
※2025年11月14日現在、「付箋機能」はBusinessプランまたはPremiumプランにてベータ版でのご提供となります。管理者様が設定画面にて機能をオンにすることで使用することができます。
付箋機能の詳細はこちらのページをご覧ください。
3.【第二部】
15:30~16:00 アップデート&ロードマップ
松本より、2025年の振り返りと2026年のロードマップの紹介がありました。
筆者としてもPdMからの発表を楽しみにしていたので、どんな話が聞けるのかワクワクして聞いておりました。
どの機能でも、承認者・申請者両方の視点から見た「使いやすさ」ってどういうこと?という出発点を感じられ、ますます今後が楽しみになる発表でした。
2025年のリリースサマリー
2025年10月までに、定期リリースが11回、ホットフィックスが20回行われました。例年と比べると、ホットフィックスの割合がやや多い年となっております。
- スクリプト自動生成・要約の対象を少し追加
- テーブルフォーム
- 「グルージェントフロー」
- お知らせ欄
- 処理ボタンのアイコン・色・大きさ
- 付箋
スクリプト自動生成・要約の対象を少し追加
スクリプトを自動生成する機能と、タスクの要約を行う機能、それぞれについて対象範囲を増やしました。
いずれも生成AIを活用した機能で、ご利用いただいている組織の管理者が機能をオンにすることでお使いいただけるようになっております。
テーブルフォーム
テーブル形式での入力フォーム作成において、今まではセルの数だけプレースホルダーの入力が必要でしたが、今後はこの機能を使っていただくことで、すでにある入力フォームとフォーマットを合わせた形で作成していただけます。
利用者側でも、プラス(+)ボタンを押すと、行を追加することが可能になりました。
例えば、承認者側が5行のテーブル項目だと思って作ったフォーマットが、後から実は7行必要になった場合に、今までは入力フォームを2行分追加しなければならない手間が発生していましたが、本機能をお使いいただくとプラス(+)ボタンを押すだけで行追加ができるようになっています。
「グルージェントフロー」
マーケティング施策の一環として、公式サイト・広告等でカタカナ表記を使用しております。正式名称は英語表記(Gluegent Flow)で変更はございません。
お知らせ欄
今まではブラウザ拡張機能にあった「お知らせ欄」を画面内に作成し、サイオステクノロジー株式会社からのお知らせの記載を行っています。
処理ボタンのアイコン・色・大きさ
処理ボタンのアイコン・色・大きさを選択いただけるようになりました。
付箋
第一部で紹介があった通り、デジタルツールでは伝わりにくい「ここに注目してほしい」を伝えるために作った機能です。ベータ版での提供となっており、お客様からのフィードバックをもとに改善していく予定です。
付箋機能の開発エピソード記事はこちらのページをご覧ください。
2025年、こんなに沢山のリリースがありました。AIを活用した機能がどんどん強化されていたり、手間を省くための機能が個人的にありがたいと思いました。承認者の視点だと、承認の度に長い文章を読むのは大変ですよね......。
2026年のロードマップ
2026年も月一回の定期リリースと、適宜ホットフィックスを行う予定です。
- テーブル型入力フォーム アップデート
- お知らせ機能 アップデート
- タスク起動 自動処理
このセクションではお客様からのご意見・ご質問なども多数いただきました。
例として、エクスポート機能や、MicrosoftのPower Automateのご質問などもあり、自動化へのニーズがますます高まっていると感じました。自動化、いいですよね。
2026年も、グルージェントフローのアップデートを楽しみにしていただければと思います。
4.【第三部】16:00~16:30
須藤より、クラウドコンシェルジュと「スゴ技」の紹介がありました。
クラウドコンシェルジュとは、お客様がグルージェントフローを使いいただく中で出てきた疑問やご相談に日々対応している専門のチームです。
「うちの業務は特殊なんだけどこういうことってできますか?」「他社さんではどうやってるの?」といった具体的なご相談をいただいた時に「その解決方法を多くのお客様に役立ててほしい」という思いがあり、解決実績を「スゴ技」としてクラウドコンシェルジュ内に蓄積しております。
※「スゴ技」の閲覧にはクラウドコンシェルジュへのサインインが必要です。
2025年11月14日現在「スゴ技」は21個あり、その中から特にご要望の多い5つを紹介いたしました。
- 進むだけがすべてじゃない。同じ経路で作業したい
- 「差し戻し」をする時はコメントを必須にしたい
- 処理すべきタスクに優先度をつけたい
- 申請ボタンを押す前に入力ミスがないか教えて欲しい
- 申請ボタンを押す前に、 もう一度確認したい(2025年11月14日公開)
クラウドコンシェルジュについては、筆者もマニュアルを読んで理解を深めていることが多く、ご利用中のお客様は頻繁にアクセスしてくださっているのではないでしょうか。
ヘルプデスク、というだけではなく、個社別で一歩進んだご相談をお受けできるのがグルージェントフローのクラウドコンシェルジュの強みだと考えています。
どのプランのご契約でも無料でご利用いただけますので、ぜひご活用いただければと思います。
Q&A
Q&Aのコーナーでは、ご利用のお客様から多数のご質問をいただきました。
「付箋機能」の詳細やグルージェントフローの機能に関するご質問、今後のアップデートへのご期待をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
今回頂戴したご質問・ご意見を皆様のお声として真摯に受け止め、より良いサービス提供に繋げてまいります。
さいごに
2025年11月14日レクチャー会拡大版のレポートは以上となります。本日の内容が少しでも皆様の利活用に役立てれば幸いです。
筆者としても、お客様からの反応をリアルタイムで受け取れたことも嬉しかったですし、何より一緒に働くメンバーの思いが伝わってきて、製品に対してさらに自信が持てたと思います。ありがとうございました。
本レクチャー会の内容についてのご質問等がございましたら、クラウドコンシェルジュの「お問い合わせ」よりお気軽にお問い合わせください。
弊社では、毎月「レクチャー会」をオンラインで開催しています。お客様から頻繁にいただく質問や、新機能のご紹介などを行っておりますので、ぜひご参加ください。
ネモヤマ
